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犯人が、あの子じゃありませんように。
いつもみたいに、あたしが過敏になってて、反応しちゃって、当てはめちゃってるだけだよね?
きっとそうだよね、そうなんだよね。
でもね、私はそうしてしまう人の気持ちも、される人の気持ちも想像できる気がする。
んあ〜。そっか、やっぱりあたし抱え込んでるんだなあ。
過去の海に沈んだ物を、今の陸へと持ち運んでる。それを、繰り返してきた。きっとまだやんなきゃいけないんだろうな。
でもこれ、しんどいのよ?ほんとに。やる必要があるのはわかってるんだけど、しんどいのよ。疲れるのよ。
ほんとに、前とか見れなくなる時があるのよ。特に、辛い過去に向き合う直前が。
向き合ってしまえると、今はまだ楽なの。包帯をそっと巻く方法を学んできたから。
たださあ、現実に…陸に、おぼつかない足で戻ってきて、落ち着いて歩き出した頃、また海に潜らないといけなくなっちゃうのよね。
またかよ〜ってしんどくなるんだよね。もうほんとにね。私もうだめかなあって思う時があるよね。どうしようもなくね。
自分のこと、バカにしたくもなるしさ。なんか自嘲気味になるのよね。泣きもしたりね。いつかは死ぬしとかね。いつまで生きるかもわかんないじゃないとかね。
もう十分苦しんだ。私。頑張って頑張って、時に誰かを傷つけて、浅井先生にも脈絡ない言葉までたくさん聞いてもらって、みんなにも仲間にしてもらって…。
誰かを苦しめても生きてきてしまった。
生きたいからじゃない。楽になりたかった。それだけ。
死にたかったけど、死ねなかった。
時間がわからなくなるくらい、日々はめまぐるしく変わった。そして、変わって欲しい時ほど変わらなくて、一分が長かった。
苦しかった。本当に。ただ、普通のことが、普通にできなかった。
時間も失った。みんなのこと、もっと大事にしていたかった。好きだったのに、好きでいられなかった。
あやまりたいのに、あなたはもういない。会いたいけど、もう会えない。
けど、生きている。私。私の体、生きてるよ。
あなたは、生きてるのかな。せめて、生きていてほしい。
そしたらまた、いつか会えるかもしれない。そうでしょう?
全部、無駄にしたくないよ。悲しいじゃない。無駄にだけはしたくないよ。
もっとマシなやつになりたいんだよ。
自分も相手も好きでいたいんだよ。大切にしたいんだよ。
私、前に進んできたよね?
今も進んでるかな?
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