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人が自分自身のこの自己を、己の人生を大切にしてなぜいけないのだろうか?
あぁしかし、誰がどうあろうが誰も文句は言わない。
ただ、人が自分自身になるためには他の誰かを必要として、その誰かは僕のそのあり方を決して認めないのだ。
自分自身を脚色して自分自身の「ありのまま」を放棄して、それで初めて人は社会の「一員」になれる。
なぜ表皮だけしか見ないのか!人間はもっと興味深くて面白い筈だ!なぜ皮だけが全てだとみなして後の全ては無視をする?あぁわかるとも、君たちには「時間がない」。もし君たちに神のごとき眼差しが備わっていたならこの世はもっと住み心地の良い場所になっていたろうに。だが君たちはあまりにも「忙しい」から人間の内面を見る余裕がない。だから印象だけで全てを決めつける。しかしそれは実際には最も犯罪的なことではないか?人間の他ならぬ「この存在」を無視することは最も非人道的なことではないか?お前に俺の積み上げてきたこと経験してきたことがわかるか?俺のこの苦悩がわかるか?お前らの暗い眼差しはただ俺という人間の見た目振る舞いを「判定」するだけで決して俺という人間を見ようとしない。お前らは真実にして最も価値のあるものを喪失している。人の心が全てだ。存在こそが全てだ。お前らはこのクソみたいな社会に適応した対価として心を失った生きる屍だ。こんな社会だ。人はとっとと自殺するか精神病にでもなるしかないだろう。だが心を殺すのは最悪だ。せめて良心の疚しさを持って生きろクソどもが。
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