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花と緑と

 投稿者:ハコさん  投稿日:2018年 7月 3日(火)21時28分29秒
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   村長、由美さん、そして同宿、同行させて頂いた方々、お世話になりました。ありがとうございます。

 「オロフレのきれいな季節に行ってみたいな。そやけど、カタクリの頃も良いしな。どうしよう?」「それやったら、どっちも、行ったらええやん。」ということで、6月10日前後の日程を組む。天気はあまり良くない。まあ、雨が降らんかったらええかと思ってたら、台風が通り過ぎるとか。これは、後半はあかんわ。

 「明日、どうする?恵山か恵庭か、あるいは、中々行けない所でも良いし。」オロフレのシラネアオイは、今日の雨で終わりとか。以前、すごくきれいなお花畑の写真を見せてもらったこともあり、恵山に行ってみたいな。ニセコから恵山までは230キロ程。そう簡単には行けない。午前中から陽が射す予報が出ていたけど、朝起きると曇り空。日本海側は時雨れるけど、今日は太平洋側かな。長万部付近を過ぎると、青空が広がる。噴火湾越しに、伊達から室蘭付近にかけて晴れてるみたい。良い天気になるのかなと思っていると、また曇が広がる。駒ケ岳も雲に隠れ、恵山近くまできてもスッキリしない。登山口に着くと、雨は落ちてきてないものの濃い霧。車もほとんどない(後で、奥に数台止まってることが分かった)。こんな状態で登れるのかな?少し肌寒いので、雨具を着る。真っ白で方向が分かりにくい。舗装路脇でサラサドウダンがしっとりとぬれている。そして、登山道に入る。通り過ぎる霧の中、一面に咲くイソツツジが目に入ってくる。すごくきれい。岩と岩の間に咲きほこる様、真っ白で、緩やかな弧を描いて咲いている様は、チングルマのように見える。霧の中に浮かぶ岩とイソツツジの取り合わせが面白い。このような景色が頂上まで続いている。頂上付近は少し風が出ている。ミネズオウは、ようやく咲き始めたばかり。駐車場に戻る時、少し雨に濡れたけど、イソツツジはきれいでした!この天候で、ほんと良く登れたもんや。ほとんど風がなかったのが幸いしましたね。

 ニセコのシラネアオイ…。今日は白樺山に。登山道には、まだ所々雪渓が残っている。ルートを見失わないように進んで行く。また、歩く際に、雪に埋まっている木の枝が立ち上がって足に触れ、躓きそうになったりするので要注意。登山道脇には、マイズルソウ、ツバメオモトが咲き始めている。そうして、シラネアオイも。アカモノはまだ小さい。小さな蕾。山頂に近づくにつれて、ハクサンチドリが沢山咲いている。そして、ミヤマアズマギクやミヤマオダマキも。目国内にはまだ沢山雪が残っている。その残雪模様が美しい。それにしても、すごい風。今日は高気圧に覆われるので、スカッと晴れるのかと思ってたら、意外と雲が多い。頂上からシャクナゲ岳方面、シャクナゲ沼が見える付近まで縦走する。その途中にも、所々、シラネアオイが咲いている。また、ツマトリソウやゴゼンタチバナ、ベニバナイチゴも。登山道は緩やかにアップダウンしている。そして、シャクナゲ岳に近づくとゴロゴロした岩が出てくるようになる。そういえば、シャクナゲ岳は岩だらけやった!やがて、大きな雪渓に。傾斜はそんなにきつくないけど、滑落しないように要注意。雪渓越しの目国内や日本海、積丹の山並みが美しい。この雪渓から、しばらく登るとシャクナゲ沼沿いのピークに出る。アンヌプリの向こうに羊蹄が少し見える。また、昨日見たイソツツジが少し咲いていましたね。行く時は、少し俯いていたシラネアオイも、戻る時はシャキとしていてきれいでした。咲き始めの花々は瑞々しい!

 天気は下り坂に向かうようなので、朝早く神仙沼に向かう。アンヌプリにかかってる雲が重たい。「神仙沼の付近だけ、スポット的に晴れてるといいんだけどね。」雲の様子を見てると、…。「あっ、晴れてる!」神仙沼付近やろか、きれいな青空が見える。ほんまに晴れてる。けど、今日もすごい風。木道の側には、ミズバショウやザゼンソウが咲いている。湿原に出る。朝早いので誰もいない。残雪と新緑が美しい。そして、ショウジョウバカマやチングルマが咲き始めている。ショウジョウバカマは淡いピンク色。チングルマはまだ、蕾のものもある。咲き始めたばかりで、ほんま瑞々しい。また、湿原には池塘が沢山。青空との取り合わせがきれいでしたね。今回、初めての青空。朝、早よ起きて良かった!そして、神仙沼から神威岬へ。何時見ても、きれいな緑色の海。予想以上にエゾカンゾウも咲いていたし、エゾスカシユリやミミナグサもきれいでしたね。

 後半はやっぱり雨。大雨注意報も出ているので、こんな日は遠出をせずに温泉でまったり。のんびりと休養できました。翌日もすっきりしない天気。そこで、添別のブナ林に向かう。雨は降っているもののシトシト。森に入ると、ブナの葉が雨を受け止めてくれるので、ほんと、傘をささなくてすむ。ブナは、受け止めた雨水を幹を滑らせて根本に送っていく。ブナの幹を沢山の雨水が流れている。また、ブナの森は緑がきれいで地面がフカフカ。歩いていて気持ちが良い。縄張り争いなのか、沢山のアカゲラが鳴いていましたね。花は多くなかったけど、ギンリョウソウやコケイラン、ブナの赤ちゃんに出会えました。午後からは、北風に変わったけど日本海側が明るいので弁慶岬へ。相変わらず風が強い。岬ではエゾカンゾウやハマナスが咲いている。いつもは、緑色の穏やかな海が、この日は、波が岩礁にぶつかって淡い緑色になっている。また、タイミングによって波しぶきが高く打ち上げられる。ちょっと寒かったけど、面白がって見てました。

 今回は、天気には恵まれなかったけど、沢山の花に出会うことができました。特に、咲き始めたなかりの花は、ほんと瑞々しい。季節を少し変えて訪れるのも良いですね。どうもありがとうございました。
 
 
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