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優しい緑

 投稿者:ハコさん  投稿日:2019年 6月15日(土)22時59分41秒
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   村長、由美さん、そして同宿させて頂いた方々、お世話になりました。ありがとうございます。

 残雪と芽吹いた樹木の緑、噂に聞く伊達紋別岳のシラネアオイ…、以前から新緑の季節に一度訪れてみたいと思ってた。まあ、20日頃に行けば良いかな。

 初日は前線が通過して雨が降る予報。それで、雨でも歩ける添別のブナ林へ。そんなに降らないかなと思ってたら、歩き始めた途端、風が出てきて雨がバラバラと落ちてくる。そして、沢山の雨水がブナの幹を一気に滑るように流れていく。これはこれで貴重な体験。雨宿りを兼ねてトワベールでゆっくりお昼御飯を食べていると、西の空が明るくなり青空も見えるようになる。丁度、前線が通過する時にブナ林にいたみたい。その後、天気は、急速に回復して快晴に。月越峠付近までくると、残雪の大平山や狩場山が見える。雲がゆっくりと大平山を渡ってゆく。歌島高原に向かい、夕陽が日本海に沈むのを待つ。海に光の道ができ、大平山、狩場が夕陽に染まる。久しぶりに見る夕陽。陽の光が静かに紅くなっていきましたね。

 イチャンコッペは支笏湖の湖畔に佇む山。早起きして出かける。温泉街を過ぎてしばらく進むと対岸に樽前と風不死岳が見え始める。と、支笏湖一面が水鏡になってる!恵庭岳もきれいや。昨年のゴールデンウィークに見た時よりもすごい。湖畔の2箇所に止まってゆっくり眺める。何時ものように中々登山口に着かない。結局、30分程遅れて登り始める。雪の無い季節に登るのは初めてとか。最初と785mのピーク手前は、ちょっと、急な登りやけど、支笏湖や恵庭岳を色んな角度から眺めながら登ることができる。ふと見ると登山道脇にシラネアオイ!もっと咲いてるのかと思ったらこの一輪だけ。小さいけど景色を楽しめる良い山ですね。そして、緑の回廊、楓の沢をちょっと散策。切り立った苔の道、射し込む木漏れ日、新緑、青空…、気持ち良いですね。ただ、巻き道の急斜面等、足場が悪い所があるので要注意!

 「明日、どうしよう?大星沢を登ってオオサクラソウを見に行くか、長万部岳でも良いけど。」「(水は苦手なので)長万部岳に行きましょう。」青空が広がってるけど、雷注意報が出てる。ひとかたまりの雲があるなと思ってたら、だんだん、そっちに近づいて行く。新緑の二股渓谷。雲は多いけど、動きが早いので、陽が射したり遮られたり。登山口から歩き始めようとすると、そこここにシラネアオイやサンカヨウが…。いきなり出会うとは思いもしなかった。今日は、雨上がり2日目。何時もはそうでもないようやけど虫が多い。悪戦苦闘とまではいかないまでも、追い払うのに苦労する。やがて登山道の決壊箇所に出くわす。昨年の台風で、2箇所、登山道が流されたみたい。何れも、沢に降りて、浅瀬や飛び石づたいに渡っていく。岩が滑りやすいので、それさえ注意すればさほど難しくない。3合目付近までくるとシラネアオイが沢山咲き始める。また、カタクリやオオバミゾホオズキも。エゾハルゼミが葉っぱにとまってる。そして、いつの間にか、青空が広がり、新緑の間からは長万部岳が。残雪と柔らかな緑、咲き始めた花々…。6合目辺りまで行けたらと言ってたけど、今日は5合目(旧鉱山跡)まで。ここから眺める爽やかな長万部岳。きれいですね。

 「一番早く来馬に行ったのは何時だっけ?」「去年は26日に行ってますね(今日は24日)。」「この間の雨が呼び水になってるかもしれないな。よし、来馬に行こう。橇負山に行ってる場合じゃない。」洞爺湖の湖畔を通り、壮瞥町からオロフレ峠を抜けて登山口のサンライバスキー場に向かう。洞爺湖も波が静か。ぐるっと回りこんで、何時もの場所で停まる。今日の洞爺湖も一面水鏡!透明から淡い緑、深い緑へと変わり、中島や有珠山、白い雲、青空が映しだされる!何か不思議な世界にいるような錯覚にとらわれる。先日の支笏湖といい、こんな事があって良いのかと思ってしまう。オロフレ峠にさしかかった時、「あっ、ゲートが開いてる。確か、開いてたよね?」「開いてました。」Uターンして戻ってくると、確かに開いてる(何時もは6月にならないと開かないとか。)。「オロフレから稜線づたいに行こう。」どこが登山道かと思ってたら、いきなりお花畑の中へ。お花畑を登りきると、登山道は緩やかに登ったり下ったり。この辺りはあまり見晴らしがきかない。所々、小さな雪渓が残ってる。やがて、1077mのピークにさしかかる。ここにに大きな岩があり、登れるように足がかりが作られてる。この付近が、丁度稜線コースの中間点かな。ここから一気に下る。ササが生い茂ってるのでルートが分かりにくい。やがて、緩やかな登りにさしかかると見晴らしが良くなり、樽前や風不死岳が見えるようになる。そして、最後のちょっと急な斜面を登り、尾根伝いに進んでゆく。すると、淡いピンク色の花が目に入ってくる。咲いてた!シラネアオイや。登山道の両側に沢山咲いてる。頂上直下はまだこれから。少し下ると、斜面一面にシラネアオイが。それも咲いたばかりの花が多い。青空を背景に、複雑な枝振りのダケカンバの下に、海や緑の大地を見下ろして咲いてる。そして、所々にサンカヨウ。何度見ても良いですね。今年も出会えて良かった!

 伊達紋別岳のシラネアオイ、今年は少し早く咲き始めたとか。この時期、登山者が多いのでそれを避けてお昼頃から登り始める。それで午前中は、ニセコ駅近くの希望の丘へ。5日程前は一面黄色のタンポポやったけど、幾らかは綿毛になり始めてる。ここは、ニセコ連峰と羊蹄山を望むことができるきれいな丘。そして、伊達紋別岳へ。3合目までは、少し急な登りが続くけど、次第に傾斜は緩やかになり歩きやすい。また、シラネアオイやマイズルソウ、フデリンドウ等、色々な花が咲いてるので疲れを忘れてしまう。7合目で森林帯を抜け、見晴らしがきくようになる。稜線沿いには、ユキワリコザクラやミヤマオダマキ、ミヤマアズマギクも咲き始めている。風が通って涼しい。少し滑りやすい斜面を登ったり下ったり。前紋別岳を過ぎてしばらく行くと樹林帯に入る。ここでは、白いシラネアオイがそっと待っていてくれた。初めて見る白いシラネアオイ!そうして、シラネアオイの丘。斜面に沢山のシラネアオイの花。シラネアオイが咲いてる付近に大きな木はないので、見上げると青空を背景にすごくきれい。登山道沿いには次から次とシラネアオイが咲いてる。ようやく到着した山頂。少し霞がかかってるけど、洞爺湖、羊蹄山を望むことができる。そして太平洋側には駒ケ岳…。森林帯、稜線歩きと変化にとんだ伊達紋別岳。シラネアオイを初めとする花の山、存分に楽しませてもらいました。

 ニセコの山も登らないと。今日は、ニセコアンヌプリへ。登り始めは、まだ雪渓が残っていて登山道は雪解け水が流れてるので滑らないように注意。登るに連れて残雪模様のニセコ連峰が少しずつ見えてくる。登山道の側には、チシマザクラやカタクリが咲いている。そうして、出会えました。ムラサキヤシオの隣に、雪解け後すぐに咲くキバナシャクナゲ。キバナシャクナゲは南峰にも咲いていて、ニセコ連峰や南峰をバックに美しい。頂上近くにはミヤマキンバイも。遠くまで霞がかかってるけど、羊蹄山の山頂付近はくっきりと姿を表してるのが面白い。そして、新緑の鏡沼も。咲き始めたばかりのキバナシャクナゲ、きれいでした。蕾もありましたね。

 長万部岳、来馬、伊達紋別と続いたシラネアオイとの出会いはオロフレ山に。今回は伊達紋別に行ければと思ってたのが、来馬やオロフレにも行けるとは。夫々の山でシラネアオイの咲き方に特徴がありますね。先ず、壮瞥公園に寄り、洞爺湖と羊蹄山を眺める。先日程ではないけど、洞爺湖は水鏡に。残雪の羊蹄山が映しだされていて美しい。斜面には梅の木が植えられていて、花の季節には白く彩られるとか。オロフレは、最初少し登るけどそれ以外は殆ど水平移動。適度な間隔をおいて、少ないながらもシラネアオイが咲いていて楽しませてくれる。登山道脇には、チシマザクラが多く、遠く羊蹄山を望むことができる。そして迫力のある羅漢岩。急斜面の岩肌にはチングルマが。よく見るとシラネアオイも。この付近、足元はササで覆われてるけど、切れ落ちているのでちょっと足がすくんだりする。1062mのピークを目指して歩を進めてゆくと、次第にシラネアオイの花が増えてくる。傾斜が緩やかになると登山道の両脇にシラネアオイが広がっている。ダケカンバの間を縫うようにして咲いてる。斜面の下の方、どこまで続いてるのかな。そうして白い花も一輪。オロフレも、来馬、伊達紋別に劣らずきれいでした!

 良い天気も今日は一休み。火曜日になると雨が降る。軍人山麓のオオバナノエンレイソウやシラネアオイを見たり、ナイアガラの滝で水と戯れたり。お昼御飯は伊達の天馬に。ツブ貝、ヒラメ、マツカワの刺身定食、美味しかった!けど、健康上の理由で訪れた日に閉店するとか。残念。いつの日か、再開してほしいですね。

 「オコタンペ湖に行った後、ゲートが開いてれば樽前へ、開いてなければ樽前ガロ-に行ってみようか。あそこも新緑がきれいだし、新たに歩くルートも見つけてあるから。」何時ものように、支笏湖畔に降りたりして景色を楽しむ。そして、休憩がてら昼食を食べる予定のポロピナイ食堂の方に入った時、「変な音?がしてるな。」降りて確認すると左後方のタイヤがパンクしてる。応急処置の修理液をタイヤに注入し空気を入れる。少しタイヤは膨らんだけど、その後、空気圧が上がらない。おかしいなと思ったら、タイヤの側面に亀裂があり空気が漏れてる。ロードサービスに連絡を取ると、千歳まで運搬してタイヤ交換をしなければならないとか。これは時間がかかるな。オコタンペ湖は無理やな。修理の間、支笏湖に沿って散策する。ポロピナイ付近を歩くのは初めて。新緑の間から恵庭岳が顔を覗かせている。支笏湖は今日も水鏡になっていて、樽前と風不死岳が重なりあって映ってる。また、紋別岳方向の湖面はきれいな緑色!これは思っても見なかった光景。早めに食堂に入りニジマス料理を注文する。フライと焼き魚、どちらもさっぱりしていて美味しい。一段落して携帯を見ると村長から電話が入ってる。意外と早く修理ができ、お昼過ぎには戻って来られるとか。不幸中の幸い。変な所でパンクしなくて良かった。東京に帰る方々をバス停まで送った後、オコタンペ湖に行ってみる。パンクを修理してる間、曇ってたけど、次第に青空が広がる。すると、湖が青く輝き始める。柔らかな新緑と青い々湖!何度見ても感動する青色。そして、1992年に見た踏み分け道を探りにいく。何度か迷いながら急斜面を降りて湖口にたどり着く。そうそうこの景色。当時、オコタンペ湖は、一部、氷が溶け始めたばかりで残雪の山とオコタンペ湖を写真に収めたのを覚えてる。湖岸に降りて間近で見ても不思議な青色をしてるオコタンペ湖。ほんときれいでした!

 伊達温泉のジンギスカン鍋、ホロホロ山荘のイワナ、筍、タラノメやウドの天ぷら等旬の料理も美味しかった!

 今回も豊かな自然、愉快な方々と出会え、満喫させてもらいました。どうもありがとうございました。
 
 
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